季節の代表的な食材
天然ブリ(寒ブリ)
石川では、コゾクラ→フクラギ→ガンド→ブリと名前の変わる出世魚である。重さ10kg以上で「ブリ」と呼ぶ。11月から2月頃までの寒い時期に上がる能登の寒ブリは絶品。
お鮨、お刺身、焼き物、煮物はもちろん「かぶら寿司」という郷土料理にも贅沢にブリが使われる。
- 漁業時期
- 11〜2月
かぶら寿司
刺し身
ブリカマ焼き
能登の海藻
海藻にも季節があり、春夏は「岩モズク」「黒モズク」「海モズク」「海そうめん」などが美味しい。
同じ海藻でも「絹モズク」「岩のり」等は寒い時期が旬。
モズク酢
海そうめん
新海苔
天然トリ貝
高級食材のトリ貝は、石川県内では4~6月にかけて七尾湾でのみ漁獲される。七尾湾は国内有数の産地で、大きく肉厚で美味しい。近年漁獲量が少ないため、漁は40日程度の漁期の上、数年に一度の時もあり貴重な逸品。養殖にも力を入れており、こちらも肉厚で美味しい。
- 漁業時期
- 4〜6月
天然岩牡蠣
能登の各地で獲れる。石川の天然岩牡蠣は身がしっかりと厚みもあり、臭みがなく味が濃いものが多い。
- 漁業時期
- 6〜8月
タラの白子
12~2月は状態がよく濃厚で甘みが強く美味しい時期。
生で酢の物、焼き物や汁物等、多様に楽しむことができる。
- 漁業時期
- 12~2月
イサザ
3~5月が旬のスズキ目ハゼ科の小さい魚。
踊り跳ねるままを食べる「踊り食い」は春の珍味として有名。一度ご賞味を。
- 漁業時期
- 3~5月